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青春18きっぷを使った山陽方面・下関・北九州を回る旅
【その②】岩国へ


旅行に行った凡その時期 2023/12下旬
記事の投稿日 2024/03/28 up!
更新日  更新

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この旅では青春18きっぷを使い,北陸から3泊4日で山陽方面・下関・北九州を巡ります。


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青春18きっぷを使った山陽方面・下関・北九州を回る旅
【その①】金沢・福井

青春18きっぷを使って下関・北九州・岡山を回る3泊4日の旅。巌流島や門司港レトロ,岡山城・倉敷美観地区等を散策します。この記事では1日目,金沢・福井の旅の様子についてお届けします。



03 | 姫路を目指して

姫路までの道のり 敦賀から姫路までの道のり


  • 10:23
    敦賀駅
  • JR西日本ロゴ 湖西線経由 新快速 姫路行き
  • 13:33
    姫路駅

〇敦賀駅

福井駅を出発し,一時間ほどで敦賀駅に到着。 敦賀駅の223系 敦賀→姫路までの224kmを走り抜ける223系 新幹線開業で話題になっている敦賀駅ですが,ここから姫路まで行く長距離列車も出ています。
この新快速 姫路行きに乗って終点の姫路を目指します。 車内から見えた琵琶湖 出発してしばらくすると,琵琶湖が左手に見えてきました。
一瞬海と勘違いしてしまうほどの大きさです。
そういえば,福井県までは雪が降っていましたが,滋賀県に入った時点で雪が全くなくなりました。
また,外の気温の影響か,車内にいても暖かく感じました。
今まで分厚いジャケットを着ていましたが,ここからは必要なさそう。

敦賀駅を出発した時点では電車は4両でした。
その後,途中の近江今津駅で増結が行われ,12両の長編成になりました。
が,この時点では相変わらず乗っている人は少なく,車両を増やす必要性が感じられません。
しかし,京都に近づくにつれ,だんだんと乗車する人は増えてきました。
山科駅を通過した時点で立っている人は動けないほどの乗車率になりました。
長編成の必要はあったんですね。
いや,むしろ12両でも足りないくらいでした。

京都駅を通過。
本当は,30分程の乗り換え時間がある京都駅か大阪駅で昼ご飯を買おうと思っていましたが,この混雑状況ではもう一度乗り込むことが不可能っぽいので,やめておいたほうが良さそうです。
このまま姫路まで乗り続けることにしました。

〇姫路駅

大阪,神戸を通り,無事姫路に到着しました。3時間くらい乗り続けました。長かった~
姫路駅の駅名標 姫路駅に到着 乗ってきた225系 乗ってきた225系 時刻は13:30。駅の改札を出ると駅弁屋がたくさんありました。
ありがたいです。
本日の昼ご飯は,そこで買ったチキン南蛮弁当にします。

ホームから姫路城が見える ホームから姫路城が見える

04 | 岩国へ

出発してから6時間くらいが経ちましたが,岩国はまだ遠いです。
頑張っていこう~

岩国までの道のり
姫路から岩国までの道のり

  • 14:04
    姫路駅
  • JR西日本ロゴ 山陽本線 普通 播州赤穂行き
  • 14:23
    14:25
    相生駅
  • JR西日本ロゴ 山陽本線 普通 三原行き
  • 17:18
    17:29
    三原駅
  • JR西日本ロゴ 山陽本線 普通 広島行き
  • 18:43
    19:17
    広島駅
  • JR西日本ロゴ 山陽本線 普通 岩国行き
  • 20:08
    岩国駅

姫路駅から相生駅に向かう電車の中で,相生で教師をされていたというご夫婦に話しかけられました。今は退職されているとのこと。
相生について面白いことを教えていただきました。
相生では,ペーロン祭と呼ばれるお祭りが毎年初夏に行われ,大変盛り上がるそうです。
花火大会の前夜祭から始まり,パレードではよさこいも披露されます。
ペーロンとは漢字で「白龍」。
龍の形をした船の競漕,ペーロン競漕がメインイベントです。
見応えがあるので,ぜひ見に来てほしいとのことでした。
今はまだ冬。初夏に訪れるのも気持ちがよさそうです。ペーロン祭,覚えておきます!

〇相生駅

相生駅で三原行きの列車に乗り換えます。
再び3時間ほどの乗車となります。
山陽の山間部を走ったと思えば,海の横を通ったり,しまなみ海道の下をくぐったりもしました。
山陽本線では景色の移り変わりを楽しめますね。
山間部を走る
しまなみ海道の下をくぐる しまなみ海道をくぐる

〇三原駅

17:20頃,三原駅に到着。ここでは10分の乗り換え時間がありました。もう日が暮れ始めています。
乗ってきた電車はこんな感じ。
三原駅まで乗ってきた電車 相生→三原間で乗った115系 岡山県や山口県を通る山陽本線で主力の黄色い115系。
国鉄時代から実に50年以上運用されていますが,まだまだ元気に走り続けています。
国鉄車両を主力として使用している地域も,少なくなってきていますね。
見ておくなら今のうちです!

広島県では国鉄車両の115系は既に新型車両に置き換えられています。
これから乗るのは新型の227系,
通称Red Wing。
227系 227系(写真はAC写真を使用) シートの座り心地は新しい車両のシートに軍配が上がります。

三原駅を出発してしばらくしたところで,気づくと外は真っ暗になっていました。
三原駅から1時間程度で広島駅に到着。

〇広島駅

広島駅の駅名標 ここで乗り換え時間が少しあったので,夕食用のお弁当を買い,本日最後の列車 岩国行きに乗ります。あとちょっと!
広島駅19:07発の列車に乗車。
帰宅ラッシュの満員電車に揺られること1時間。

〇岩国駅

ついに岩国に到着しました〜!
岩国駅の駅名標
岩国駅の外観 これから錦帯橋を見に行き,その後近くのホテルに宿泊予定です。
この時間は,錦帯橋に向かう路線バスが30分に一本出ています。「いわくにバス」が運行しています。
駅の外にバス待合室があったので,そこで先ほど広島駅で買ったお弁当を食べることにしました。
岩国駅20:40発のバスに乗ります。
15分後に錦帯橋に到着。

  • 20:40
    岩国駅前
  • いわくにバス 21系統 新山口駅前行き
  • 20:54
    錦帯橋


〇錦帯橋

錦帯橋 到着しました! 橋の上の暗闇に浮かんでに見えるのは岩国城。
ここで簡単に錦帯橋の歴史について。
<錦帯橋とは?>

岩国には,横山という山の頂上に築かれた岩国城があります。
その横山の周りを囲むようにして錦川が流れています。
江戸時代初期に,岩国の城下町が作られ,城に近い川の内側は上級武士の居住区,外側は中下級武士の居住区となりました。
川の外側に住む中下級武士は山の上の城に行くために幅200m以上の錦川を渡る必要があるのです。
しかし川は度々氾濫し,その度に橋はよく流されるという状況でした。
流されない橋を作ろうと研究が積み重ねられた結果,木造のアーチ状の橋が完成したのです。
これが錦帯橋です。
それ以来,昭和の台風による崩落までの276年の間,錦帯橋は2つの地区を繋いできました。
現在も修理を重ねながら,昔から続く姿を保っています。

錦帯橋 橋は22時までライトアップされています。
河川敷に下りて橋の裏も間近で見ることができます。
数百年前から変わらない美しい姿に圧倒されます。
さて,しばらく橋を堪能していたら,体が冷えてきました。
昼は暖かいですが,やはり冬なので,夜は冷え込みます。 明日の朝も橋を見れるので,
本日の行程はこれで終了としましょう。
ホテルに向かいます。

今日は移動が中心の日でした。距離にすると,670km以上!
多少疲れは溜まりましたが,車窓からの景色の移り変わりを見ていたら十分に楽しめました。
明日もまたハードスケジュールになります。
(ワクワク)
それではまた明日...

【その③】へ続く


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【その③】フェリーで行く巌流島

青春18きっぷを使って下関・北九州・岡山を回る3泊4日の旅。巌流島や門司港レトロ,岡山城・倉敷美観地区等を散策します。この記事では2日目,巌流島での散策の様子についてお届けします。


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